【訴訟】 特許権侵害差止等の請求に対し棄却判決を獲得した公表事例

(2014年3月13日の判決です)

競業他社から特許権侵害差止等の請求を受けた農薬メーカーを小職らが代理した訴訟事件で、請求を全部棄却する判決が公表されておりますので、メモしておきます。

本件で差止請求の対象とされた製品は、有効成分「ネマデクチン」によって特定の線虫を防除することを目的としたもので、2015年にノーベル賞を受賞した大村智博士が開発した抗寄生虫薬(イベルメクチンなど)とも近い存在です。偶然この分野に実務で触れていたことから、大村博士の受賞の報に触れ、大変嬉しく思いました。

なお、本訴訟で扱われた原告の特許(第2855181号「松類の枯損防止用組成物及び防止方法」)については、別途無効審判を申立てた結果、特許無効審決が確定しています。

大阪地判平成26年3月13日
平成25年(ワ)第1470号 特許権侵害差止等請求事件

主  文

1 原告の請求をいずれも棄却する。

2 訴訟費用は原告の負担とする。

具体的な判決については、以下のリンク先をご覧ください。

http://tokkyo.hanrei.jp/hanrei/pt/10632.html

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