(テスト投稿)Legal Techについて

※ BLOGのように記事を投稿していくかどうかは、今後検討します。

アメリカの法律業界では、5年くらい前?から「LegalTech」と呼ばれるカテゴリのビジネスに話題が集まり、シリコンバレーを中心にたくさんのスタートアップが誕生しています。

アメリカの法律サービスの市場規模は、強気に見て4000億ドル(48兆円!)もあるとのことで、これを背景として、LegalTechの成長余力は大きいと考えられているようです。日本の法律サービスの市場規模は、10分の1以下じゃないかと思いますね…

スタンフォード・ロースクールは、リーガル・インフォマティクスの研究を標榜する「CodeX」という組織を作っており、今日はそこのイベントに行ってきました。スタンフォード発のLegalTechスタートアップも、多数誕生しています。

この記事では、ロースクール生やビジネススクール生の卒業後の進路が、テクノロジー系に大きくシフトしていることが紹介されています。

2010年のロースクール卒業生を見ると、ハーバード・ローレビューとスタンフォード・ローレビューの編集長(President)が、シリコンバレーで一緒に技術系のスタートアップを始めたことも紹介されています。これには驚きました。

各ロースクールの看板ロー・レビューのpresident(及び編集委員)は、最優秀層の学生が競って就任者が決まる、学生にとって重要なポジションのようです。卒業後、最高裁でロークラークに採用されるか等、将来のキャリアに大きく影響する、エリート弁護士の登竜門。オバマ大統領も、ハーバード・ローレビューのpresidentを務めていました。

そういった象徴的な人材が、従来のエリートコース(?)を外れて、シリコンバレーで起業したということが、業界の変化を感じさせる象徴的な出来事として紹介されています。

この2人が起業した会社かはわかりませんが、2010年卒のスタンフォード・ローレビューpresidentであるJake Hellerが、いまCEOを務めるのが「Casetext」です。今日のCodeXのイベントで紹介されていました。Casetextは、判例のどこの箇所がたくさん引用されているかを可視化します。

  • Casetext https://casetext.com/about
    (例えば、「Marbury v. Madison」と検索し一つ目を選んでください。)

「Ravel Law」も、スタンフォード・ロースクールの卒業生によるスタートアップ。判例同士の関係性を可視化することに優れています。

どちらも、日本の既存の判例検索サービスとの大きな違いを感じると思います。ぜひ試してみてください!

(170609追記) 最後に挙げたRavel Lawですが、LexisNexisに買収されることが2017年6月7日に公表されました。Ravel Lawのリリースはこちら、ABA Journalのニュース記事はこちら

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